麻木久仁子との不倫騒動の山路徹氏「これからも恋愛をしていく」など自由なコメント連発!
2日、昨年末から麻木久仁子との不倫報道で世間を賑わせているAPF通信社代表で映像ジャーナリストの山路徹氏が、シネマート六本木にて行われた映画『神々と男たち』試写会に登場し、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏と作品の舞台となる北アフリカの情勢について観客にレクチャーした。終了後の囲み取材で、不倫騒動の関係者である麻木と大桃美代子について聞かれた際には、二人とは現在連絡を取っていないとしながらも、「また友人として付き合えるときがくれば」とコメントし、「恋愛に懲りたわけではない。これからも恋愛をしていきたい」と新たな恋に意欲を見せた。
本作は、1996年にアルジェリアで起きた、武装イスラム集団によるフランス人修道士誘拐・殺害事件を映画化した作品。舞台となる北アフリカでは、現在チュニジアやエジプト、リビアなどに民主化の波が急速に押し寄せ、連日ニュースで話題となっている地域。そこで、この日は世界各国の紛争地帯を取材してきた山路氏が、鳥越と共に革命の地・北アフリカについてレクチャーした。
トーク中には、劇中で命の危険を顧みず信念を貫く修道士たちと、ビルマに潜入取材した当時の自身を重ね合わせた山路氏。一度は留置所に入れられたものの、無事に釈放されたが、日本に帰国したら「(不倫騒動という)実弾が後ろから飛んできた」と自身のスキャンダルを自虐的に語る一幕も。本作については「『生きる』とはどういうことなのかを描いている感動作。こういう映画が日本でどんどん配給されることを願っています」とこれから映画を観る観客に語りかけた。
トーク終了後の囲み取材では、当然のごとく取材陣から不倫騒動に関する質問が矢継ぎ早に飛んだが、山路氏は苦笑しながらも、それぞれの質問に嫌な顔ひとつせず答えた。そして笑顔で「不倫ジゴロジャーナリストなどという肩書きまでもらいましたが、これからは、本来の自分の仕事も知ってもらうようにがんばっていきたい。それに、恋愛に懲りてはいない。人生は一度だけ。自分を欺いたら人生が台無し。これからも恋愛をして、エネルギーをもらい合って生きていきたい!」と今後の抱負を明かした。
映画『神々と男たち』は第63回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞したほか、フランスのアカデミー賞こと、セザール賞で最優秀作品賞に選ばれた実話に基づくドラマ。内戦が激化するアルジェリアで、地元の民を捨てて祖国へ戻るか、死を覚悟して留まるかの選択を迫られたフランス人修道士たちの葛藤(かっとう)と決断を描き、国籍や宗教を超えた人間の尊厳を浮かび上がらせる。
映画『神々と男たち』は3月5日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開