47歳の熟女美!脚線美がまぶしいナオミ・グレース、さくら色のドレスでヒロインを務めた映画の初日に登壇!
5日、映画『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』初日舞台あいさつが銀座シネパトスにて行われ、主人公の妻役を務めたジャズ・ポップシンガーのナオミ・グレース、そのナオミの夫で映画ポスターのビジュアルを手掛けたイラストレーターの松下進のほか、キャストの大橋吾郎、古村隼人、市川徹監督が登壇した。
映画『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』写真ギャラリー
ワシントンD.C.への桜寄贈の立役者であり、医学の発展に大いに貢献した化学者・高峰譲吉の生涯を映画化した本作。加藤雅也ふんする主人公・高峰の妻として、夫の研究を理解し支え続けるアメリカ人女性・キャロラインを演じたグレースは「この役を演じられたことを誇りに思っています。シンガーのときは、3分くらい歌でストーリーを語ればいいけど、映画はチームワークなので緊張しました」と撮影を振り返り、隣の大橋に「ご迷惑かけませんでしたか?」と謙虚に語りかけていた。
さらにトーク中、古村が「(主演の)加藤雅也さんは厳しい方で、ドキドキする現場だったけど、唯一癒しだったのは、ナオミさんのこの美貌でした!劇中でナオミさんの着物姿の美しさに僕がハッとするシーンがありますが、あの表情は演技ではありません!」と思わぬ告白をする場面も。その後はつい先頃、3月3日に47回目の誕生日を迎えたばかりのナオミに誕生祝いの花束も贈られ、うれしいサプライズの数々にナオミは笑顔を弾けさせていた。
最後に市川監督は「わたしの父親は医者だったのですが、子どもの頃手伝いで薬の梱包をしていました。そのとき父から、胃薬の中身がタカヂアスターゼと重曹だと教わっていたのが記憶にありました。その後このタカヂアスターゼを発見した高峰譲吉を知り、映画を作ることにしたんです。父親への思いと高峰さんとがかぶっているんですね」と真摯(しんし)な表情で語ると、会場は温かな拍手に包まれていた。
『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』は激動の明治時代を背景に、消化酵素「タカヂアスターゼ」を発見し、ホルモン「アドレナリン」の抽出を世界で初めて成功した化学者であると同時に、米国人女性と結婚し日米の融和にも尽力した高峰譲吉の半生を描く伝記ドラマ。
映画『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』は銀座シネパトスほかにて全国順次公開中