「SLAM DUNK」井上雄彦氏、震災直後から描き続ける34枚の祈り 1時間に8枚ポストすることも
「SLAM DUNK」の漫画家井上雄彦氏が東北地方太平洋沖地震が発生した11日の翌日12日よりSmileというイラストの連作をツイッター上にポストし被災者に向けた祈りを続けている。
11日の地震直後に「すべての人の無事を祈ります。僕は家にいて、大丈夫です」とツイートした井上氏、以前から不定期にツイッターにポストし続けているSmileという連作に、12日のやすらかな赤ちゃんの笑顔、Smile34からはじまったモノクロのイラストは10分後に年配の方と思われる方の安らかな笑顔と続き1時間で8枚という早さで描き上げられていく。その後も早いスピードで描き続けてはポストしている井上氏のイラストは、13日の時点でSmile67になっており(途中カウントミスにより実数ではSmile68になるとのこと)今後もこの祈りは続いていくようだ。イラストはお年寄りや子どもを中心にどの表情もとても穏やかで、井上氏の祈りが伝わってくる。
すべての人が現地で救助活動に携われるわけでもなく誰もがもどかしい思いをしているはず。それぞれの職業の人がそれぞれの能力でできることで被災された方や精神的ダメージを受けた日本国民にエールを送り始めている。