トム・ハンクス、『ソーシャル・ネットワーク』製作チームによる新作で主演 乗組員を救うため自ら人質になった実在の船長を演じる
俳優トム・ハンクスが、2009年にソマリア沖で起きた海賊事件を扱った映画で主演を務めることが明らかになった。本作は、同事件に関わったリチャード・フィリップス船長の回想録を基にしたもので、映画『ソーシャル・ネットワーク』の製作陣がプロデュースする。
トム・ハンクスが声優出演! 映画『トイ・ストーリー3』場面写真
2009年4月に起きたソマリア沖の海賊事件では、海賊に襲われたアメリカの貨物船マースク・アラバマ号のリチャード・フィリップス船長の、乗組員の安全を守るため自ら人質になるという勇敢な行動が話題になった。Deadlineによると、映画は昨年出版されたフィリップス船長による回想録「ア・キャプテンズ・デューティー(原題)/A Captain’s Duty」を基に製作され、トム・ハンクスがフィリップス船長を演じる予定だ。
本作の製作陣には、映画『ソーシャル・ネットワーク』のプロデューサーであるスコット・ルーディン、デイナ・ブルネッティ、マイケル・デ・ルカに加え、同作で製作総指揮を務めたケヴィン・スペイシーが再集結する。製作会社も同じくソニー・ピクチャーズだ。
現在、トムは、サンドラ・ブロックとの共演している映画『エクストリームリー・ラウド・アンド・インクレディブリー・クロース(原題)/ Extremely Loud and Incredibly Close』の撮影中だが、スケジュールに空きはある様子だという。