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沖縄映画祭開幕、相武紗希や石原さとみ「私たちにも、できることがきっとある」を胸にレッドカーペットに

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メッセージがプリントされたTシャツを着て、切実に思いを語った石原さとみ
メッセージがプリントされたTシャツを着て、切実に思いを語った石原さとみ

 22日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて、「第3回沖縄国際映画祭」のオープニングセレモニーとなるレッドカーペットイベントが行われ、相武紗希石原さとみなどが登場した。

 「Laugh &Peace」(笑いと平和)をコンセプトとした本映画祭の開催を目前にした11日、東北地方を襲った大地震により、多くの犠牲者が出た悲劇は、日本だけでなく、世界中の人々に大きなショックを与えた。震災の影響によりスポンサーが次々と降りていく中、映画祭を主催する吉本興業は、収益すべてを被災地に寄付し、チャリティー中心に展開する映画イベントとして、映画祭の「開催」を決断。「Laugh & Peace」の前には、「YELL」(エール)という言葉が加えられた。

 芸人のみならず、社員の中にも家族や親族が被災した人たちがいる。また、大阪を拠点とする吉本興業では、阪神大震災のときに多くの社員が同じ痛みを味わった。あのとき、日本中の人々に助けてもらった分、ただ傍観するのではなく、自分たちにできることを探していきたい。そんなスタッフたちの心にわきあがった言葉「私たちにも、できることがきっとある」が、映画祭の新たな合言葉となった。今日のレッドカーペットイベントでは、相武紗季や石原さとみ、宮迫博之(雨上がり決死隊)や椿鬼奴など、多くの人気俳優やタレントが登場。通常であれば、ドレスアップして華やかに登場するであろう女優や俳優、芸人も、全員がこのメッセージを胸にプリントしたTシャツを着てレッドカーペットを歩いた。

 4か月前に、震災で大きな被害を受けた岩手に仕事で行ったばかりだという石原は、「東北のために、わたしたちができることがあれば……」と切実な思いを訴えた。また、沖縄県出身のお笑いコンビ、ガレッジセールゴリは「東北からはとても離れた沖縄ですが、ここでもいろんなところで、多くの人が募金をしています。その姿を見て、人間は捨てたもんじゃないと思いました。地球人として、助け合って頑張りたい!」と真剣な表情で語った。同映画祭で集まった募金は、日本赤十字社を通じて、東北地方太平洋沖地震の被災地支援のために寄付される。(編集部・森田真帆)

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