木村佳乃、佐々木希らが募金を呼びかけ握手会を実施!恵比寿には1キロ以上の長蛇の列
有名俳優、アーティストらが所属する芸能事務所トップコートが主催するチャリティー握手会イベント「心はひとつ」が2日、恵比寿ガーデンホールで行われ、木村佳乃、成宮寛貴、大東俊介、杏、風味堂、中村倫也、佐々木希、田島優成、松坂桃李、菅田将暉、上間美緒という同事務所所属の11組13名が出席。会場に集まった多くの人たちと触れ合い、募金を呼びかけた。
本来、この日は同事務所の15周年イベント「トップコート・コレクション」が開催予定だったが、東北地方太平洋沖地震の影響で中止を発表。しかし木村たち、同事務所のアーティスト、スタッフ一同が一丸となって、何が出来るのかを協議し「心はひとつ」プロジェクトが始動。本日の握手会が実施されることになった。この日は豪華な俳優・アーティストたちと間近に触れ合える貴重な機会とあって、会場には多くの観客が来場。その列は途切れることなく伸び続け、一時は恵比寿ガーデンプレイスの敷地を飛び出して列が続いた。観客を誘導するスタッフも「まさかこんなに来場されるとは……」と驚いていた。推定だが、おそらく列の長さは、最長時で1.5~2キロメートル以上にはなっていただろうと思われる。
観客の前に登場した木村が「一人一人が出来ることは小さくて少ないですが、みんなで力を合わせれば大きな力になります」と呼びかけると、大東も「今回のことで、自分自身いろいろと考えたんですが、こういう場って、俺たち一人一人の気持ちや想いが直接届けられるすごい機会だと思います。その想いがつらい想いをしている人に届くなら、自分はこの仕事をしてきて……」というや感極まって言葉を詰まらせ、涙を浮かべた。会場からは「俊介くん、頑張って!」と声援が集まったが、振り絞るように「一人一人の気持ちがちゃんと、届くことを本当に祈っています」と会場に呼びかけた。
会場には予定時間の15時をオーバーしてもなお多くの人が集まったため、急きょ時間の延長を決定することになり、会場からは大きな拍手が起きた。また、16時からの第2部に登場した佐々木も「今日はたくさんの方に集まっていただき、本当にうれしく思っています。今回、わたしたちに何が出来るかと考えて、このプロジェクトを立ち上げることになりました。皆さんで心をひとつにして頑張りましょう!」と呼びかけると、会場はさらに一体感に包まれた。
今回、集められた募金は、同社が開設した日本赤十字社経由の義援金口座に募金され、被災地支援のために全額義援金として寄付されることになっている。自分たちに出来ることで日本人の「心はひとつ」であることを立証し、被災地へと想いが届けられることを期待したい。(取材・文:壬生智裕)