川崎麻世の妻カイヤ、友人も多く帰国するなか「日本のみんなと一緒に頑張りたい」
31日、GACKTの呼びかけにより多くの著名人が集まった“SHOW YOUR HEART”募金プロジェクトで、川崎麻世夫妻が新宿東口ステーションスクエアにて募金活動を行い、アメリカ出身のカイヤが、日本への想いを語った。
カイヤの故郷であるアメリカでは、地震発生後に起きた福島原発の話題でニュースは大変なことになっている。息子のインターナショナルスクールの生徒たちも、多くの家族が日本を出た。「家族からは、帰ってくるよう何度も電話がかかってきて、外国人の友だちはみんな本国に帰ってしまった」というカイヤ。多くの人が帰国する中、彼女の意思は固かった。「わたしはもう30年近く日本にいます。本当に、日本を愛しているんです。ぜったいに日本を離れたくなかったし、日本のみんなと一緒に頑張りたかった」。夫の川崎も、「カイヤといっしょに海外のニュースを見ていると、不安になるような報道もたくさんあります。でも彼女からは一度も“帰りたい”という言葉が出てこなかったんです。」と、カイヤの様子を語った。
地震発生直後、これまで見たこともないような大津波が東北の太平洋沿岸を襲った。「本当に、恐ろしかったです。ひとつの家族の中で、一人亡くなるだけでも悲劇なのに、たった一人取り残されてしまったひともいる。1万人以上の家族が亡くなっている。これは悪夢としか言えません」、無力感に襲われる中、GACKTからもらった一本の電話がきっかけとなり、夫婦での募金活動への参加を決意。「国民ひとりひとりが、この悲劇に目を向けてほしい。今日で終わりにするのではなく、これからも長期的に支援していきたい」と話した。(編集部:森田真帆)