大人になった『赤ずきん』は2人の男の間で危険な恋!?身の毛もよだつスリリングな世界観が明らかに!
レオナルド・ディカプリオが製作に携わり、映画『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドが主演を務めた映画『赤ずきん』の予告編が解禁され、その身の毛もよだつスリリングな世界観が明らかになった。本作は、グリム童話の中でも有名なヒロイン「赤ずきん」の成長した姿を描いたファンタジー・サスペンス。映画『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督の新境地に、心が揺さぶられる。
今回解禁された予告編では、冒頭からオオカミの存在におびえる人々の恐怖を強調。魔物ハンターとして招かれたソロモン神父が「(オオカミの)正体はここの住民かも知れぬ」と語ると、村人たちはパニックに。一方、大人になった赤ずきん、バレリーは、野性的で男らしい木こりのピーターと、こまやかな優しさで包んでくれる親が決めた婚約者のヘンリーとの恋に揺れ、危険な三角関係の真っただ中にいる。オオカミに直面し、それが自分の愛する人かもしれないと感じたバレリーは、オオカミの正体は、ピーターか? それともヘンリーか? と疑心暗鬼に陥る。村人たちはそんなバレリーをおとりにしようと考え、バレリーは追いつめられていく。バレリーが窮地に陥っていく様子を畳み掛けるように描いた予告編は、スリリングな展開に引き込まれる期待の仕上がりだ。
大きな瞳と大きな唇が印象的なアマンダは、『マンマ・ミーア!』では父親捜しをする花嫁をキュートに演じていたが、『赤ずきん』では一変、妖艶(ようえん)な魅力を放っている。そのほか、ソロモン神父を演じたゲイリー・オールドマンが、物語に重厚感を与え、アマンダと三角関係を演じたシャイロー・フェルナンデスと、俳優ジェレミー・アイアンズの息子マックス・アイアンズの若手注目の新進俳優たちが、脇を彩った。大人版『赤ずきん』には、新たな魅力が満載。物語の最後に訪れるという衝撃の結末に、期待は高まるばかりだ。(編集部・島村幸恵)
映画『赤ずきん』は6月10日丸の内ピカデリーほかにて全国公開