ベン・アフレック、バズ・ラーマン監督の『グレート・ギャツビー』に参加か?
映画『タウン』で監督としての手腕を高く評価された俳優ベン・アフレックが、映画『ムーラン・ルージュ』や『オーストラリア』のバズ・ラーマン監督による、2012年公開の新作3D映画『ザ・グレート・ギャツビー(原題)/ The Great Gatsby』にトム・ブキャナン役で出演する話が進んでいる。
作家F・スコット・フィッツジェラルドの代表作とされる同作は、これまで何度も映像化されてきたが、最も有名なのは1974年に制作されたロバート・レッドフォード主演の映画『華麗なるギャツビー』だろう。1920年代のニューヨークのロングアイランドを舞台に、若くして成功を収めたギャツビーと令嬢デイジーの恋を通し非情な社会の現実を描いている。ラーマン監督のBazmark FilmsとRed Wagon Productionsが制作、米国配給はワーナーが担当する。
すでにメインキャストは確定しており、ジェイ・ギャツビー役にレオナルド・ディカプリオ。デイジー・ブキャナン役に映画『わたしを離さないで』のキャリー・マリガン、そして物語の語り手となるニック・キャラウェイ役にトビー・マグワイアといった顔ぶれ。deadline.comでは、ベンの監督作である『タウン』がワーナー製作であることから浮上したのではないかと表現している。ベンは2012年公開のテレンス・マリック監督の新作もオファーされており、問題はスケジュール調整のみとされている。(南 樹里)