市川海老蔵の復帰を松竹が発表 主演映画3D時代劇『一命』は10月に公開が決定!
歌舞伎俳優の市川海老蔵が、「七月大歌舞伎」で舞台復帰し、10月に公開される主演映画『一命』にむけて準備を進めていることを10日、松竹が発表した。
海老蔵は、昨年12月に行われた記者会見以降、舞台出演を見合わせており、父の団十郎は3日前の7日に行われた「団菊祭5月大歌舞伎」(5月2日~26日、大阪松竹座)発表会見の場で、息子の復帰時期について「白紙です」と話していた。それから3日後の10日、松竹から正式に舞台復帰が発表された。7月の舞台の後には、主演映画『一命』が10月に公開される予定だ。
映画『一命』は、社会派映画の巨匠、小林正樹が監督を務め、1963年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞など多くの賞を受賞した名作『切腹』のリメイク。国内外から絶賛された仲代達矢が演じた津雲半四郎を海老蔵が演じる。メガホンをとるのは、鬼才・三池崇史監督。クエンティン・タランティーノが大ファンだと公言している映画『ビジターQ』のような異色作を始め、小栗旬が大ブレイクした映画『クローズZERO』、夏に公開される人気アニメ『忍たま乱太郎』の実写版など、幅広い作品を手掛ける三池が初挑戦する3D時代劇となる。
誰もが知っている名作『切腹』の3D、主演は市川海老蔵。一体どんな作品になるのか予想もつかないが、期待したい。(編集部・森田真帆)