『マクロス F』義援金窓口に河森監督らスタッフの応援イラストが掲載 壁紙として無料ダウンロードも可能
東日本大震災の被災地への募金を募るために開設された、人気SFアニメ「マクロス FRONTIER」の義援金窓口ページに、本シリーズを手掛ける河森正治監督やキャラクターデザインの江端里沙など、主要スタッフの手による応援イラストが掲載されている。これらのイラストは壁紙として無料でダウンロードすることが可能だ。
現在公開中の映画『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』が、全国38スクリーンと小規模な公開にもかかわらず、公開週の国内興行ランキングでは4位にランクインするなど、根強いファンに支えられている「マクロス FRONTIER」。本作は、東日本大震災により被害を受けた被災地を支援するため、3月18日に募金用の窓口を開設。特設されたマクロスフロンティア義援金ページに詳細を掲載し、義援金を募っている。
当初は窓口開設のお知らせや振込口座についての文章が掲載されていただけのこの義援金ページだが、3月25日からは「とどけ! みんなの歌(おもい)」と題して、監督をはじめとした本作のスタッフが手掛けたマクロス関連の応援イラストとメッセージを掲載。その後も新たなメッセージが寄せられている。これらのイラストは、PC用壁紙として無料でダウンロードすることができるようになっている。
同ページにおいて河森監督は、空に祈る本作の主人公アルトが操る機体「VF-25 メサイアバルキリー」とその肩を抱く「YF-29デュランダルバルキリー」を描いたイラストと共に「泣きたいだけ 泣いて 笑える時には笑って、一歩づつ 一歩づつ」という言葉を寄せている。またほかにも、空を飛ぶデュランダルバルキリーの姿を描いた同シリーズのメカニカルアートを担当する天神英貴のイラストや、キャラクターデザインを担当する江端による、手を取り合って祈りささげるように目を閉じる銀河の2大歌姫、シェリル・ノームとランカ・リーのイラストなどが掲載されている。
また、本作の公開を記念した関連イベント「マクロス F in サンシャイン60展望台」が行われている池袋のサインシャインシティでは、4月24日に東日本大震災被災地支援チャリティーショップ「とどけ!みんなの歌(おもい)~thank you,池袋ジャック」を一日限定で開催することも決定。映画の公開からひと月以上が経つ本作だが、関連するチャリティー活動は、これからも続けられていくことになりそうだ。(編集部・入倉功一)