ユーミン、初のチャリティー活動は「春よ、来い」 震災復興にサンドウィッチマン、ベッキー、安田成美らが参加
ユーミンこと松任谷由実が、東日本大震災の被災地支援チャリティー企画として「春よ、来い」プロジェクトを発表した。本プロジェクトでは、著名人・一般人を問わずにユーミンの代表曲「春よ、来い」のコーラスを募り、集まった数百人規模の歌声を組み合わせて随時新バージョンを制作していく予定だ。サンドウィッチマン、ベッキー、安田成美らが参加した第1弾は5月18日より配信される。
「春よ、来い」プロジェクトは、オフィシャルサイト上にてコーラス部分を募集。新バージョンは随時発表され、最終的には来春、参加者全員の歌声を組み合わせたバージョンを完成させる。約1年という期間にわたって、ユーミンが世界中に継続的な復興支援を呼び掛ける一方で、第1弾は、5月18日にiTunes Music Storeほかで販売開始することが決定。サンドウィッチマン、ベッキー、安田成美ほか、いとうあさこ、角田信朗、木村佳乃、ミッツ・マングローブ、パパイヤ鈴木、ビビる大木、YOUらがコーラス参加している。売上は中央共同募金会を通して、東日本大震災の被災者へ全額寄付される予定だ。
この企画は、ユーミンにとって初の公式チャリティー活動。オフィシャルサイトには今回の企画に寄せて直筆メッセージを掲載しており、「あなたにとっての春は何ですか?」と問い掛けるユーミンは、今回の企画、そして歌に込めた思いについて「祈ることしかできなくても、それは見えなくても、かならず力を持ちます。それを千羽鶴のようにうたで形にしたいのです」と説明している。
ほかにもオフィシャルサイト上では、ユーミンからの歌唱アドバイスや、すでに参加した著名人のコーラス動画を掲載中。今年はつらい春になってしまった人も多いが、来年には被災地に暖かい春が訪れることを切に願いたい。(編集部・福田麗)