ジャッキー・チェンが出資した、シネコン2号店が中国の瀋陽でオープン
4月20日、アジアが生んだ世界的スター、ジャッキー・チェンが出資した瀋陽の映画館「瀋陽耀莱成龍国際影城」のオープン・セレモニーが同館で行われ、ジャッキーも出席した。
ジャッキーは式典で「中国の人々に手軽な料金で映画を楽しんでもらいたい」という思いを発表。出資することによる金儲けは考えておらず、むしろ「近代的で贅沢な環境で、映画を楽しむ場を提供したい」のだとしている。
ジャッキーの公式サイトによると、昨年は北京で「耀莱成龍国際影城」をオープンしており、同館が2号店となる。瀋陽は中国東北部に位置し主要都市の一つ。形態はシネコンで、7スクリーンを備えており、最新のエコ技術を採用しているという。ジャッキーは、同館の広告収入の120万元(約1500万円/1元12.57円換算)を瀋陽市の慈善事業に寄付すると発表。東日本大震災のチャリティーイベント「愛心無国界 311燭光晩会」においても、300万香港ドル(約3160万円/1ドル10.52円換算)を個人的に寄付してくれたジャッキー。やはり「自分の死後に財産は残さない」の発言を実践しているようだ。(南 樹里)