汐留にジャック・スパロウが出現!?『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作の世界を一足先に体感

　映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』世界展が4月29日から東京・汐留の日本テレビで開催される。その前日、28日にプレス向けの内覧会が行われた。ジャングルをイメージした約250平方メートルの会場には、撮影に使用された衣装5点をはじめ、小道具や劇中写真のパネルが展示されている。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』場面写真

　目玉はやはり、主人公ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップが実際に着用した劇中衣装だ。おなじみの海賊ルックはもちろんのこと、これまでのジャックのイメージとはかけ離れた赤いコート風の衣装が目を引く。「まだ誰も完成した作品を観ていないので、ジャックがどんなシーンでこの衣装を着ているのかわからない」（関係者談）。実際に展示品と対面し、謎に包まれたストーリーを想像するのも世界展ならではの楽しみ方。このほかにも、ペネロペ・クルス演じる女海賊アンジェリカ、伝説の海賊・黒ひげ（イアン・マクシェーン）、人魚に恋する宣教師のフィリップ（サム・クラフリン）といった新キャラクターの衣装も展示中だ。

　会期中は世界展のほかにも、海賊の衣装を着てパイレーツに成り切れるフォトスポットや、オリジナルグッズが手に入る黒ひげゲーム、過去の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作の特別試写会などイベントが盛りだくさん。汐留の日本テレビといえば、2009年12月に映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展が開催され、イベント最終日には入場までに最大で6時間待ちという盛況ぶりだった。今回も混雑が予想されるので、多少の待ち時間は覚悟が必要だが、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』の公開が待ちきれないファンにとっては、一足先に映画の世界観を体感できるチャンスになりそうだ。

　映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』は、ジョニー演じる自由奔放な海賊のジャック・スパロウが大活躍する人気アクションアドベンチャー第4弾。ジャックが禁断の宝の地図を手に入れてから4年……。永遠の命をもたらす伝説の泉をめぐり、ジャックやかつての恋人・アンジェリカらが新たな冒険と攻防を繰り広げる。メガホンを取るのは、映画『シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャル。（取材・文：内田涼）

「日テレ黄金週間～パイレーツの大冒険～」『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』世界展は4月29日～5月5日まで東京・汐留の日本テレビで開催
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命（いのち）の泉』は5月20日から全国公開、3D同時公開