今年のフランス映画祭の団長はリュック・ベッソンに決定!来日も 『アーサー』シリーズの第3弾も上映
今年で19回目を迎えるフランス映画祭が6月23日より開催され、今年の団長はリュック・ベッソン監督に決定したことが発表された。ベッソン監督は来日も予定している。また本映画祭では、ベッソン監督が監督・脚本・原案・製作を務める『アーサーとミニモイの不思議な国』『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』に続く『アーサー』シリーズの第3弾、『アーサー3(仮)』も上映される。実写と3DCGアニメを融合したファンタジー・アドベンチャー『アーサー』シリーズは第3弾でもフレディ・ハイモア、ミア・ファローが登場する。物語は、魔王マルタザールがアーサーをミニモイの国に閉じ込め、強力なセイード軍を結成して、人間世界を乗っ取ろうとする大人から子どもまで楽しめる冒険活劇がさらに最新のCGにより前作よりパワーアップ。迫力ある映像を見せる。
また、原発事故の影響で来日を見合わせるアーティストが相次ぐ中、ベッソン監督だけでなく、オタール・イオセリアーニ、ジャン=ポール・ジョー、レベッカ・ズロトヴスキ、ファブリス・ゴベールらも来日を表明している。
今年のフランス映画祭は有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇にて開催。長編12作、短編6作(1プログラム)の全13プログラムで構成される。また日本の復興支援協力としてオリジナルのチャリティTシャツを制作、毎年恒例のフレンチシネマカフェや、クロード・シャブロル監督特集、写真展などの関連イベントもてんこ盛りとなっている。昨年はジェーン・バーキンが団長を務めその変わらぬ美ぼうが話題を集めおおいに盛り上がったが、今年もフランス一のヒットメイカー、ベッソンが団長を務めるということもあり、盛り上がりが期待できそうだ。(編集部・下村麻美)