市原隼人、チャリティーブーツの売り上げを被災地に寄付「ファンの方への恩返しがしたい」
俳優・市原隼人が、4月下旬より発売されているティンバーランド ジャパン株式会社とコラボレーションしデザインしたチャリティーコラボブーツの売り上げの20%を、被災地での復興支援活動のために寄付することを発表した。市原がデザインしたチャリティーコラボブーツは、当初ティンバーランドの環境活動に共鳴した市原が、砂漠緑化活動のためのプロジェクトとして始めたものだったが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、市原とティンバーランドの強い思いから、チャリティー内容を、被災地での復興支援に変更することに決定した。
市原がデザインしたブーツには、富士山の絵や「志」の文字が刻まれ、インソールには鮮やかな鯉の滝登りの絵が描かれている。富士山には、市原が実際に富士登山をしたときに感じた人々の“温かさ”と「日本最高峰頂点まで登った」という“達成感”、「志」の文字には、「相手を想う気持ちと、物事をやり遂げる気持ち、信念を貫く気持ちを忘れない様に」という思い、鯉の滝登りの絵には、歩くたびに上を見て成長してほしいという思いが込められているそうだ。
10月1日には東日本大震災でも活躍する警備犬の活躍を描いた映画『DOG×POLICE』の公開も控えている市原。16日に同ブーツの発表会に出席した際には、被災地に向けたメッセージボードに「私はエンターテイナー 前にある希望を信じ、ずっと楽しみを増やす努力をします」と書き込んだ。(編集部・島村幸恵)