秋山莉奈、26歳だけどレディースで特攻服に!金髪で凄味のある不良少女役で新境地!
21日、15歳でレディースの総長になった少女の青春を描いた映画『ハードライフ ~紫の青春・恋と喧嘩と特攻服~』の初日舞台あいさつが銀座シネパトスにて行われ、出演者の寺島咲、秋山莉奈、山崎みどり、小田あさ美、片岡信和、パンチ佐藤、秋本奈緒美、中村すえこ、関顕嗣監督が登壇した。
映画『ハードライフ ~紫の青春・恋と喧嘩と特攻服~』場面写真
清純派女優で知られる主演の寺島をはじめ、美尻アイドルの秋山やグラビアアイドルの小田らが凄味のある不良少女を演じた本作。寺島にとっては普段とはかけ離れた世界だけに「遠い世界のように感じてこの役を演じることができるか不安でした」と撮影前の心境も吐露(とろ)。しかし、「リハーサルを重ねるうちにすえこは悩みを抱えたり恋をしたり普通の女の子と同じと気づいたので、感情移入できました」と女優魂あふれる気持ちを明かした。
また、秋山はずっとヤンキー役をやってみたかったといい、「今年26歳になるので、そういう役はあきらめかけていました」とうれしそうに告白。劇中には金髪で登場し、「実際の年齢より10歳以上若い役で……」と恐縮気味にあいさつすると客席から「全然大丈夫!」と野太い声援が飛び、照れくさそうに笑う場面も。
さらに、総長を演じた山崎からは「特攻服を着るとなぜかみんなウンコ座りなんです(笑)」とぶっちゃけ話もポロリ。「お弁当を食べていてもウンコ座りだし、歩き方も肩で歩くし、特攻服パワーを感じました」と語り、それぞれ充実した撮影現場だった様子を明かしていた。
最後に寺島はレディース映画ではあるものの、「見終わった後に、悩みを抱えたり挫折したり苦しんでいても、これからもやり直せると希望を持ってくれたらうれしいです」と語り、メッセージ性の強い作品としてもアピール。レディースという役どころは、女優陣にとって新境地となったようだ。
映画『ハードライフ ~紫の青春・恋と喧嘩と特攻服~』は中村すえこの自伝小説の映画化。15歳でレディースの総長になったすえこの、けんかに明け暮れた日々と、家族や仲間たちとの葛藤(かっとう)を描いた壮絶な青春ドラマだ。(取材・文:中村好伸)
映画『ハードライフ』は全国公開中