カンヌ、国際批評家連盟賞にアキ・カウリスマキ監督!エキュメリック賞はパオロ・ソレンティーノ監督
第64回カンヌ国際映画祭
第64回カンヌ国際映画祭で現地時間21日、国際批評家連盟賞とエキュメリック賞の発表があった。下馬評の高いフィンランドのアキ・カウリスマキ監督『Le Havre(原題)/ル・アーブ
ル』が国際批評家連盟賞とエキュメリック賞で次点に入り、明日22日の本賞でも多いに期待できそうだ。
また日本から参加している三池崇史監督『一命』、河瀬直美『朱花(はねづ)の月』も選考対象作品だったが、賞を逃した。受賞結果は以下の通り。
【国際批評家連盟賞】
●コンペティション部門から
『Le Havre(原題)/ル・アーブル』 アキ・カウリスマキ監督
●ある視点部門から
『The Minister(英題)/ザ・ミニスター』 ピエール・ショエール監督
●監督週間と批評家週間から
『Take Shelter(原題)/テイク・シェルター』 ジェフ・ニコルス監督
【エキュメリック賞】
『The must be the place (原題)/ザ・マスト・ビー・ザ・プレイス』 パオロ・ソレンティーノ監督
●次点
『Le Havre(原題)/ル・アーブル』 アキ・カウリスマキ監督
『Where do we go now?(英題)/ウェアー・ドゥ・ゴー・ナウ?』 ナディーン・ラバキー監督
(取材・文:カンヌ・中山治美)