スタジオジブリをゆる~い沖縄テイストで!これを聴けば、あなたも立派な「ジブリんちゅ」!
スタジオジブリの名作を彩る楽曲を沖縄テイストでカバーしたCD「ジブリんちゅ」が5月25日に発売される。南国らしさを前面に出したゆる~いレゲエ調のメロディーを三線、指笛といった沖縄音楽には欠かせない楽器で奏でる「やさしさに包まれたなら」「カントリー・ロード」は一度聴いてみる価値あり!? 沖縄民謡独特のこぶしが利いたボーカルの節回しや「イ~ヤ~サッサ~♪」といったおはやしなどもヤミツキになるCDとなっている。
CD「ジブリんちゅ」は沖縄でDJイベントなどを主催している音楽プロデューサーのJJ SASAがプロデュースしたもので、スタジオジブリとかかわりのある楽曲を沖縄テイストでゆる~くアレンジした作品だ。自然をテーマにしたものが多いジブリ作品と沖縄の相性は抜群で、三線や指笛によって奏でられる名曲は、聴いているだけでまるで南の島にいるのではないかと錯覚してしまうほど、いい気持ちにしてくれる。
タイトルにもなっている「ジブリんちゅ」とは、沖縄では海と共に生きる漁師のことを「海人(うみんちゅ)」と呼ぶことから連想して付けられた造語で、この場合は「ジブリと共に生きる人」=「ジブリが大好きな人」の意。もちろんスタジオジブリから使用許可を取っているため、本作はスタジオジブリ公認のカバーアルバムとなる。
これまでにも中国語アレンジ、デスメタル調とさまざまなカバーアルバムが発売されてきたスタジオジブリ関連のCD。本作のジャケットは「海人Tシャツ」風の題字が書かれたものになっており、目にするだけで手に取りたくなること受け合いだ。そろそろ暑さが厳しくなってくるこの時期、このCDを聴けば、この夏は沖縄に行きたくなるかもしれない。(編集部・福田麗)
「ジブリんちゅ」は5月25日にキングレコードより発売 価格: 2,300円(税込み)