裁判官がタトゥ訴訟を棄却 『ハングオーバー』の続編は予定通り封切り
マイク・タイソンのタトゥ・アーティストが、映画『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』を訴えていた件に決着がついたと報じられている。
映画『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』場面写真
マイクの顔にあるタトゥをデザインしたS・ヴィクター・ウィットミルは、同映画でエド・ヘルムズ演じるステュの顔に同じデザインのタトゥが施されていることに憤慨。デザインの使用を認めていないと主張し、タトゥが映っているシーンのカットを要求し、賠償金を要求していた。この訴訟のせいで、封切りが遅れるのではないかと心配されたが、裁判官はウィットミル氏の訴えを棄却し、無事に映画は公開されることになったという。
エンターテインメント・ウィークリーによると、ワーナー・ブラザーズは予定通りに映画が封切られることは喜ばしいとコメントしているが、多額な賠償金目的でこのような訴えを起こしたウィットミル氏の行動は不適切かつ不当であるとも付け加えている。『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』は7月1日に日本公開予定。(澤田理沙)