サンドウィッチマンの義援金口座に約3億円集まる!宮城県分の義援金を直接知事に手渡したことを報告
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが27日、開設した義援金口座「東北魂義援金」に26日15時時点で2億9,722万2,544円の入金があり、そのうちの9千万円を宮城県の村井嘉浩知事に直接手渡したとオフィシャルブログで報告した。募金の振込者数は2万6,297人に上る。
宮城県仙台市出身の伊達と富澤は、東日本大震災発生時に宮城県気仙沼市で番組のロケを行っていた。故郷の変わり果てた姿を目の当たりにし、義援金口座の開設やチャリティーライブなど、これまで第一線に立って支援を訴えてきた。そんな中、26日の15時までに口座に入金された総額が2億9,722万2,544円とそれぞれのブログで報告。また津波被害の大きかった地域を確認した上で決めたという各県への分配額も発表。宮城県分の9千万円を村井嘉浩知事に直接手渡した。他県については、サンドウィッチマンかスタッフが届けに行くという。
また伊達は、集まった義援金の中には各地の募金活動で協力を得たお金やチャリティーTシャツの全収益が含まれているといい、協力者数を合わせると5万人以上になるのではないかとつづっている。サンドウィッチマンの支援活動に多くの人が賛同した結果が表れた。一方で富澤は、「こんなに沢山の額なのに、一人一人に十分な金額のお金は行き渡りません」とまだまだ支援が必要な実情を訴える。今後も義援金は貯まり次第届けに行くといい、「実はここからが始まりなんだと思います」と引き続きの協力を呼び掛けている。(編集部・小松芙未)