郷ひろみ、22年ぶりの映画出演決定!『劇場版サラリーマンNEO』で本人役!
今年でデビュー40周年を迎える歌手の郷ひろみが、日本で公開された映画では1989年の『舞姫』以来、22年ぶりに映画出演することが明らかになった。NHKの人気コント番組を映画化した『劇場版サラリーマンNEO』で、本人「郷ひろみ役」で出演する。また郷は、布袋寅泰が作詞&作曲を務めた新曲「笑顔にカンパイ!」で本作の主題歌も担当することが明らかになった。
『劇場版サラリーマンNEO』は、サラリーマンのあるあるネタを題材にNHKでは異例のコント番組として話題を集める「サラリーマンNEO」の映画化作品。現在NHKではシーズン6が放送中の人気シリーズだ。今回の劇場版では、シリーズ初参加の小池徹平とシリーズの顔ともいえる生瀬勝久がダブル主演を務め、業界5位のさえないビール会社に新入社員・新城(小池)が入社したことから巻き起こる予測不能なサクセス・ストーリーを描く。生瀬は、クセのあるキャラクターで仕事よりもタイガーズの応援が優先という課長・中西にふんする。また生瀬のほかに、シリーズレギュラー出演者の沢村一樹が5年間1件も契約が取れていない川上を演じ、田口浩正、中越典子、入江雅人、伊東四朗、麻生祐未、宮崎美子、平泉成らおなじみの顔がそろって出演。クスっと笑わせてくれるに違いない豪華キャスト陣に期待は高まるばかりだ。
そんな本作に、国内で公開された映画としては1989年の『舞姫』以来、実に22年ぶりの映画出演となる郷の参戦が決定。郷は本作で、小池&生瀬らが勤めるNEOビール社の新商品CMタレントとして起用される「郷ひろみ」を演じる。22年ぶりの映画撮影に挑んだ郷は「僕は『郷ひろみ』としての役でしたので、監督から『役づくりはせず、リラックスしていきましょう』とご指導いただき、終始楽しくできました」とブランクを感じさせない余裕のコメント。NEOビール社の行く末を大きく左右する出来事が起こるシーンに出演するのだが、「重要な役どころなので、見逃さないでください」とファンに向けてアピールした。また、布袋寅泰が作詞&作曲を務めた新曲「笑顔にカンパイ!」で本作の主題歌も担当する郷。布袋とのコラボレーションで完成したアップテンポなロックナンバーが映画をより一層盛り上げる。
日本のサラリーマンに癒やしを与え、2004年の放送開始当初から人気を博してきた「サラリーマンNEO」シリーズ。劇場版ではテレビの世界観を残しつつも、一つのストーリーを軸に物語が展開。また、映画ならではの大物ゲストの参入も予定されているといい、よりスケールアップした笑いを「目撃」できそうだ。監督はテレビシリーズで演出を担当した吉田照幸が務める。(編集部・小松芙未)
『劇場版サラリーマンNEO』は11月3日より新宿ピカデリーほか全国公開