タワレコ初、アイドル専門レーベル「T-Palette Records」発足 第1弾&第2弾アーティスト発表
3日、タワーレコード渋谷店B1F「STAGE ONE」にてタワーレコードが立ち上げるアイドル専門の新レーベル「T-Palette Records(ティパレットレコード)」の発表会見が開催され、代表取締役社長の嶺脇育夫氏ほか、レーベルに参加するバニラビーンズとNegicco(ねぎっこ)が出席。発表後にはミニライブも行い、ファンとともにレーベル発足を祝った。
同レーベルは、タワーレコードにとって初となるアイドル専門レーベル。現在40代の嶺脇氏は元々アイドル好きだったと明かし、「(アイドルオタへの)入口が30代半ば、モーニング娘。でした」と新レーベル立ち上げに感慨深げな様子を見せると「東京だけでなく地方にもいいアイドルはいるので、タワーレコードを介して発信していきたい」と意気込みを語った。
「T-Palette Records(ティパレットレコード)」第1弾アーティストは、北欧カルチャーを基盤に清楚(せいそ)でイノセンスな雰囲気を持つ女の子ユニット・バニラビーンズで、6月29日にワンコイン・シングル「天国への階段」を、7月20日にはフルアルバム「バニラビーンズII」を全国で発売。第2弾には、JA新潟の名産品「やわ肌ねぎ」のPRキャンペーンで結成されたローカルアイドルNegiccoが控えており、こちらも7月20日にミニアルバム「GET IT ON」を全国発売する。また、同レーベルは今後もアイドルの発掘やプロモーションを手掛け、アイドル市場にも注力するという。
バニラビーンズのリサは「アイドルとして認められたのがうれしいです。一生アイドルとして頑張っていきたいです」と抱負を語ると、NegiccoのKaedeは「全国のタワーレコードを(ライブやイベントで)回りたい」とやる気満々。Nao☆は、タワーレコード恒例の握手会イベントにちなみ「たたいて欲しいならネギでたたきますよ」と可愛くアピールしていた。同イベントではファンの写真撮影も可能となっており、新レーベルはファンと共に大盛り上がりのスタートを切ったようだ。(取材・文:中村好伸)