妖精版『トワイライト』人間と妖精の恋描くメリッサ・マール著「妖精の女王」が映画化!
メリッサ・マール原作の「ウィックド・ラブリー(原題) / Wicked Lovely」シリーズ第1弾の映像化が、カナダの女流監督メアリー・ハロン×ヴィンス・ボーン制作で着手する方向だとして、ユニバーサル映画が明らかにしたことをDeadlineが報じた。
『トワイライト』シリーズがヴァンパイアと人間の恋を描いたように、同作は美しく妖しいフェアリー(妖精)と人間という異種族の恋愛がメイン。原作「妖精の女王」で描かれるのは、フェアリーを見る力を持つ17歳の少女アッシュリンは、祖母から「妖精が見えていることを気づかせてはいけない」という言いつけを守って生きてきた。ところが、ある日、人間の姿をしたフェアリーに誘われたことから、彼女の周りにフェアリーが付きまとうようになるというもの。原作シリーズは本年2月に、第5弾にして最終章の「ダーケスト・マーシー(原題) / Darkest Mercy」が米国で発売になった。
脚本は映画『シザーハンズ』のキャロライン・トンプソンが担当。監督は、当初アナウンスされていた映画『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースに代わり、映画『アメリカン・サイコ』やドラマ「Lの世界」シリーズのシーズン1などのメアリー・ハロンが務める。ユニバーサル映画とワイルド・ウエスト・ピクチャー・ショー・プロダクションズが製作し、2012年の公開予定だ。(南 樹里)