織田裕二、伊藤英明に本物の銃を向けられた!「怖くて仕方なかったです」と本音ポロリ
8日、映画『アンダルシア 女神の報復』の完成披露試写会が東京国際フォーラムで行われ、主演の織田裕二、黒木メイサ、伊藤英明、西谷弘監督らが登壇。客席後方の扉から入場するというサプライズたっぷりの演出で、約4,000人のファンを大熱狂させた。
前作の映画『アマルフィ 女神の報酬』に続き、クールでミステリアスな外交官・黒田康作を演じた織田は、会場を見渡しながら「すごい映画ができました」とかみ締めるようにあいさつ。そして、「僕もつい先日見たばかりで、本当に出演者なのに恥ずかしいんですけど、ビックリしました。その興奮を今日、いよいよ皆さんにお披露目できます」と思い入れたっぷりに頭を下げると、客席からは大きな拍手が沸き起こった。
作中では激しいカーアクションに挑戦している織田は、「道路をすべて封鎖するので、日曜しか撮影ができなかったんです」と裏話を披露。「毎週日曜日になるとバルセロナの現場に戻って、というふうに、カーアクションのシーンを一か月以上にわたって撮影しました」と明かされた撮影のスケールの大きさには、会場を埋め尽くしているファンも驚いているようだった。
一方、外交官の黒田と対立するインターポールの刑事を演じた伊藤は、撮影で本物の銃を扱ったことに大興奮。「日本ではモデルガンを使うと思うんですけど、撮影では本物の銃を使いました。弾は空砲ですが、反動はものすごいです」と熱くコメント。すると、すかさず織田が「銃を持つとうれしそうな顔するんです」と暴露し、撮影で銃を向けられたという織田は「空砲とはいえ火薬が本当にいっぱい出てくるので、目に入ったら失明するし、銃を向けられると怖くて仕方なかったです」とそのときの心境を明かしていた。
事件の鍵を握るヒロイン・結花を演じた黒木は、織田との初共演には「すごくドキドキしていました」と赤面。しかし撮影を終えた今、織田と伊藤のどちらが手玉に取りやすいかと話を振られると「織田さんでしょ」と即答し、これには西谷監督も「誰が見てもそう」とダメ押し。織田は爆笑しながらも「そうだと思います」と認め、終始和気あいあいとした雰囲気で舞台あいさつは終了した。
映画『アンダルシア 女神の報復』は、映画『アマルフィ 女神の報酬』、テレビドラマ「外交官・黒田康作」に続く、シリーズ最新作。情熱の国スペインで起きた日本人投資家殺人事件を発端に、織田演じる黒田が国際犯罪の闇に立ち向かう姿を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『アンダルシア 女神の報復』は6月25日より全国公開