EXILE・AKIRA豊國神社で豊臣秀吉公を参拝、結婚観を語る「愛する人を受け止められるような人に成長したい」
11日、EXILEのメンバーでパフォーマーとして活躍中のAKIRAが、豊臣秀吉公を祭る大阪の豊國(ほうこく)神社を訪れた。AKIRAは、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で、秀吉(岸谷五朗)の甥であり江(上野樹里)の二番目の夫・豊臣秀勝役で出演中であり、豊臣家を代表する出演者としての参拝となった。天候は大雨と予想されていた大阪であるが、取材会場となった豊國神社では太陽が現れ「太陽のような存在」と言われた秀勝のように、AKIRAは太陽を呼び寄せたようだ。
参拝中、AKIRAは「実際に生きていた人を演じるということで、ご本人に失礼のないように精いっぱいやったが、まずは秀勝として豊臣家とのめぐり合わせに感謝した。自分なりに豊臣家の一員として感じ勉強したことを今後の役者人生とEXILEの活動に生かして頑張るので温かく見守ってください」と心の中で話しかけたという。
2009年の初主演映画『ちゃんと伝える』では、日本映画批評家大賞の新人賞を受賞するなど存在感ある演技が高く評価され、俳優活動にも力を入れるAKIRA。絵馬には「天下を泰平に皆が笑うて暮らせる世の中をつくる!!」と書かれ、「日本も大変な中で自分たちに何ができるかというときに、難しくてできないこともあるが役者として一生懸命演じ、EXILLEとしても活動することが何か社会貢献につながり、見ていてくださる方の喜びにつながると思う。そういう心意気で活動したいという意思表明で書いた」と力強く話した。
壮絶な戦国時代を女性の目線から光をあてる同ドラマの面白さについても触れたAKIRA。今後、江との結婚シーンや朝鮮出兵による別れなど、江と秀勝がどのような愛で結ばれていくのか、また人生の中で何を背負っていくのかが見どころとなるが、重要な役どころを演じるAKIRAは、秀勝について「秀勝は太陽のような存在で江を温かく包み込むが、決して上から目線ではなく同じ目線で物事を考え、愛し合い何かを残していくという秀勝から学ぶことがたくさんあった」と語った。また、結婚観について問われると「まずは、秀勝のように愛する人を受け止められるような人に成長していきたいと思う。江と今の世の中をリンクさせても女性という存在はとても大きいと思う」と笑顔で話した。(取材:山下敦子)
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」毎週日曜(総合)夜8:00-8:45ほか NHK総合ほかで放送