大島優子、2位でもホンキの笑顔!「AKBの顔はあっちゃんだと思います」
9日、東京・日本武道館にて、「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」の開票イベントが行われ、大島優子が3位に圧倒的な大差をつけた2位になった。笑顔で登壇した大島は、「票数は、皆さんからもらう愛です」と1位を前田にゆずった悔しさよりもファンからここまで支持してもらったうれしさが勝っているようだった。
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選挙前から前田敦子と大島優子の激戦が予想されたが、結果は前田が大島に1万差以上付けての貫禄勝ち。先月25日の速報では僅差(きんさ)で1位となっていただけに悔しくなかったはずはないが、大島は笑顔で登壇。そうして最初に口にしたのは「第三者はいろいろなことを言います」と意外にも連日のようにファンの熱狂ぶりを報じているメディアについてだった。
ミリオンセラーを記録する一方で、同じCDを異なる特典で何バージョンもリリースする手法は「AKB48商法」と揶揄(やゆ)されることもある。とりわけ、先日リリースされたばかりの「Everyday, カチューシャ」は今回の総選挙の投票権が封入されているということもあり、複数枚購入するファンが続出。選挙のゆくえと共に連日マスコミを賑わせていた。
大島は、こみ上げてくる涙を抑えるようにゆっくりと言葉を継ぎながら「(総選挙の)票数は、皆さんからもらう愛です」と宣言。メディアにさまざまな形で報じられながらも、支えてくれるファンに感謝していた。すると、とうとう押さえられなくなってしまったのか、目を涙でうるませながら、「『ヘビーローテーション』はセンターで歌わせていただいた大切な曲です。次は2位ですが、しゃかりきで歌っていきたい」とこれからのさらなる躍進を誓った。
1位を前田に譲ったものの、今回の票数は12万2,843と1位に輝いた前回の総選挙の3倍以上。約14万票を得た前田と共に、ダントツのワンツーフィニッシュとなった。その前田から「この1年間、みんなを引っ張ってくれたのは優子だと思います」と感謝を述べられると、大島も「AKB48の顔はあっちゃんだと思います」とお互いの健闘をたたえ合い、最後には涙ながら抱き合っていた。(編集部・福田麗)