エミネム主演のボクシング映画にアントワーン・フークア監督が参加か
2002年に映画『8 Mile』で映画界に旋風を巻き起こした人気ラップ歌手・エミネムが、左利きのボクサーとしてスクリーンに帰ってくる映画『サウスポー(原題) / Southpaw』の監督を、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークアが務めることになりそうだとロサンゼルスタイムズなどが報じた。
映画『サウスポー(原題)』はドリームワークスが製作するボクシング映画で、エミネム演じるサウスポー(左利き)のウェルター級チャンピオンだったボクサーが、過去の栄光と娘の愛情を取り戻すために再び立ち上がる姿を描く予定。脚本は、人気警察ドラマ「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」などに参加したカート・サッターが執筆する。フークア監督は現在中国において、世界4大美女・楊貴妃と唐の玄宗皇帝の悲恋を描く大作映画を撮影中ということだが、今年の秋にも本作の撮影を始めるべく製作陣と交渉を重ねているという。
先日、1996年に銃弾に倒れた伝説のラッパー、トゥパック・シャクールの伝記映画を9月にも撮影する予定だとデジタル・スパイに語っていたフークア監督だが、原因は不明ながらも、そちらは降板した模様。今度はラッパー界の生きた伝説を主演に迎えた作品に参加することになりそうだ。(編集部・入倉功一)