映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズのコンサートが開催 今年は『ハリー・ポッター』がテーマ
映画『JAWS/ジョーズ』で知られるジョン・ウィリアムズの音楽をテーマにした「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート」が、今年8月に開催されることが決定した。昨年に続く第2弾となる今年はまもなく完結編が公開される『ハリー・ポッター』シリーズのものを中心に、『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』などの音楽も紹介される。
ジョン・ウィリアムズは、映画『JAWS/ジョーズ』『E.T.』などのスティーヴン・スピルバーグ監督作品をはじめとする数多くの有名作品の音楽を担当していることで知られる映画音楽界の巨匠。昨年8月に行われた「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート」第1弾は、多くの映画ファン、オーケストラ愛好家から注目を浴び、チケットは全席完売。コンサート自体も、映画の臨場感を見事に表現したものという評価を得て、大成功に終わった。
多くのリクエストに応えて開催される第2弾コンサートは、今年7月に映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で完結を迎える『ハリー・ポッター』シリーズを中心とした選曲。同シリーズにメイン・テーマを提供するなどしているウィリアムズは、2004年の映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』までの音楽も担当しており、映画同様、家族みんなで楽しめるコンサートになっていることは間違いない。
「ダースベイダーのテーマ」として知られる「インペリアル・マーチ」など、映画を構成する要素の一つに過ぎないにもかかわらず、ウィリアムズの音楽はそれ単体でも強烈なインパクトを放っていることはよく知られているところ。指揮を務めるのは、プロデューサ-・指揮者の大友直人で、演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団が担当。同楽団は映画『崖の上のポニョ』など、多くの映画音楽の演奏を務めていたことがあり、今の日本オーケストラでウィリアムズの楽曲を演じるのに、これ以上の組み合わせは考えられないほどの豪華な陣容となっている。映画を愛する人ならばもちろん、これまであまり映画の音楽を気にしたことがなかったという人にもぜひ足を運んでほしいコンサートだ。(編集部・福田麗)
「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート」は8月20日に文京シビックホール 大ホールにて開催