ディズニー『ライオン・キング』の3D劇場上映が決定 初ブルーレイ、3Dセットも発売
ディズニー・アニメーション史上最大のヒットを記録した映画『ライオン・キング』が、10月8日より初めて3D劇場上映されることが明らかになった。同日には初ブルーレイソフトも発売され、家庭用テレビでも3Dが楽しめる3Dセットは11月16日に発売される予定だ。
アフリカを舞台にライオンたちの王国を描いた映画『ライオン・キング』は1994年の公開以来、現在に至るまでディズニー・アニメーション最大のヒットを記録している作品。ディズニーの旧作アニメーションでは映画『美女と野獣』が昨年秋に3D化され、大きな話題を呼んだことも記憶に新しい。今回の『ライオン・キング』はそれに続く試みで、最初で最後の3D劇場上映となる。シンバと仲間たちによる「ハクナ・マタタ」など、本作で奏でられるミュージカルナンバーはディズニー屈指の出来栄えであり、それを劇場で再び観られるということを喜ぶファンも多いに違いない。
また、10月8日の3D劇場公開と同日には、本作初のブルーレイソフトのリリースも決定。そもそも平面であるアニメーションを立体的に見せるために「陰影」「色合い」を工夫しているというディズニーの作画技術をより楽しめる高画質ソフトは、多くのファンが待ち望んでいたもの。本作にはそれに加えて、何千頭ものヌーの暴走といった、それまでのディズニー作品ではあまり観られなかったCGを駆使したシーンもうまく取り入れられており、ブルーレイ化されることでその技術の粋をより楽しめることは確実だ。同時にDVD「スペシャル・エディション」、シリーズ続編「ライオン・キング2 シンバズ・プライド」「ライオン・キング3 ハクナ・マタタ」をセットにした「ブルーレイ・トリロジー」の発売、11月16日の「3Dセット」の発売も今回発表されている。
本作は、「サークル・オブ・ライフ」という壮大なテーマをディズニーらしい美しい映像と音楽、そしてユーモアを交えて描いた作品で、第67回アカデミー賞を2部門で受賞。またミュージカルとしての完成度の高さはブロードウェイ・ミュージカル化されていることからも明らかで、日本では劇団四季によるミュージカル版が1988年からロングランを記録している。
映画『ライオン・キング/ ディズニー デジタル3D』は10月8日より全国の109シネマズ、ユナイテッド・シネマほかにて3D限定公開
ブルーレイ「ライオン・キング ダイヤモンド・コレクション」は10月8日発売 価格: 3,990円(税込み) DVDや3Dセットも発売予定