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小日向文世、自分そっくりな犬にメロメロ!「おれと犬とどっちをとるんだ!」と奥さんに詰め寄った過去も!

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サモンの愛らしさにデレデレな小日向文世
サモンの愛らしさにデレデレな小日向文世

 13日、スペースFS汐留で映画『犬飼さんちの犬』完成披露試写会が行われ、小日向文世ちはる小野花梨矢部光祐SEAMO亀井亨監督が登壇、小日向そっくりな犬、サモンの登場に会場は大盛り上がりとなった。

映画『犬飼さんちの犬』場面写真

 本作は、映画『幼獣マメシバ』『ねこタクシー』など、「おっさんと動物」という異色コンビがまさかの感動と笑いを巻き起こすことが特色の動物映画シリーズ第5弾。数々の動物界のスーパースター、アイドルたちが出演してきた本シリーズだが、本作に登場するのは、ロシアの中央シベリアが原産のサモエド犬のサモン。真っ白でモコモコした毛並といつも笑っているような見える愛きょうたっぷりな「サモエドスマイル」が特徴的なサモンが来場すると、会場からは大きな歓声が。普段から笑顔がトレードマークとなっている小日向だが、サモンに顔をペロッとなめられるとその笑顔はとろけっぱなし。その笑顔はまさにサモンそっくりだが、「僕、犬が特に好きだったわけではないんですけど、とにかくサモンがめちゃくちゃかわいくて。正直、(小日向が飼っている)きなこよりかわいい!」とメロメロな様子。亀井監督も「犬の演技よりも、(犬嫌いの役を演じる)小日向さんがどうしても笑顔になってしまうのが大変だった」とボヤくほどだった。

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 ちなみに小日向は、自身が飼っている愛犬きなこの存在に悩まされた時期があったようで、プライベートでもリアル犬飼さんだったことを明かす。「おれの女(奥さん)を取るなと、ずいぶんケンカをしましたよ。女房に俺を取るのか、犬を取るのかと言い寄ったこともありましたしね。奥さんは鼻で笑っていましたけど」と笑う小日向だったが、一時は帰宅拒否になるくらい真剣に悩んだ時期もあったという。しかし、本作の撮影を通じ、サモンに対するように、きなこに愛情を注いでいなかったことに気付いたという小日向。「少しだけ愛情を注いで接するようにしたら、少し良くなってきました。でもオスなんで、まだ少しだけムカつくんですけどね」とコメントし、観客を笑わせていた。

 また、この日はSEAMOが本作の主題歌「ワン☆ダフル」を披露。これは、事故で足を失った、SEAMOが実際に飼っていた犬をモチーフにした曲となっている。「元気に走っていた君は、やがて足を一つ失った」という歌詞が入っているこの曲を主題歌に起用すべきかどうか悩んでいたスタッフの肩を強く押したのは他ならぬ小日向だった。「SEAMOさんの曲を聴かせてもらって、(スタッフに)何を迷っているんだと言ったんですよ。驚くくらい映画のテーマにピッタリの曲で。すぐに決めてくださいと言いました。運命的な話ですよね」と振り返る小日向。SEAMOはその小日向の気持ちに感動したようで、「映画のタイアップなんて、金で買うものなのかなと思っていたけど、こんなことってあるんですね」と冗談交じりに喜びの気持ちを語っていた。

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 本作は、犬飼という名字とは裏腹に犬が嫌いな主人公(小日向)が、あることがきっかけで犬を飼うハメになり、いつしか固いきずなで結ばれるようになるまでを描くハートウォーミング・コメディー。芸もしない、愛想もふりまかない、そして死なない、という動物映画シリーズのセオリーを本作でも踏襲(とうしゅう)。すでに放送された連続ドラマ版に続き、犬と人間との固いきずなを描き出す。(取材・文:壬生智裕)

映画『犬飼さんちの犬』は6月25日より全国公開

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