トム・クルーズが元軍人の放浪者に!? シリーズ化も視野に!人気ハードボイルド小説映画への出演交渉中!
ここのところ新作映画の話題が絶えないトム・クルーズが、シリーズ化を視野に入れたアクション映画に出演することになるかもしれない。
報じたデッドラインによると、トムが米パラマウント・ピクチャーズと出演交渉を進めている新作は、米国作家リー・チャイルドが執筆する人気ハードボイルド・シリーズの一作「ワン・ショット(原題) / One Shot」の映画化。出演が決定すれば、トムは元米軍憲兵隊少佐で現在は放浪者となっている主人公ジャック・リーチャーにふんし、白昼の都市で発生した、狙撃事件の謎を追うことになる。
監督と脚本は、傑作サスペンス映画『ユージュアル・サスペクツ』やトムが主演した『ワルキューレ』の脚本を手掛けたクリストファー・マッカリーが務める。マッカリー監督は、ベニチオ・デル・トロとライアン・フィリップが共演した初監督作『誘拐犯』でリアリティーあふれる、骨太なアクション演出を披露しているだけに、本作の仕上がりにも期待が持てそう。
現在トムは、『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督のSF大作『オブリビオン(原題) / Oblivion』を来年1月に撮影する予定になっており、話し合いが順調にすすめば、その前となる今年の秋にも本作に取り掛かることになるという。パラマウントは、これまでに10作以上刊行されている小説シリーズが原作なだけに、映画もシリーズ化したい考えのよう。代表作である『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作の公開も迫る中、果たしてトムの新たなアクションシリーズ誕生となるのか? 交渉の結果が楽しみだ。(編集部・入倉功一)