『ゾンビランド』に出演したエマ・ストーンに、クラシック恋愛小説ゾンビ版映画の出演オファー!
ベストセラー小説「高慢と偏見」の世界にゾンビを登場させた小説「高慢と偏見とゾンビ」の映画化作品でゾンビと戦うヒロイン役に、映画『ゾンビランド』でもゾンビたちと共演したエマ・ストーンが指名されたとハリウッド・レポーターが報じた。
「高慢と偏見とゾンビ」はキーラ・ナイトレイ主演の映画『プライドと偏見』など、幾度か映像化もされている、ジェーン・オースティンの恋愛小説の世界に、ゾンビを登場させた作品。死者がゾンビとなって生き返る病気がまん延した18世紀のイギリスを舞台に、ゾンビ退治に奮闘する主人公エリザベスが、ある男性と恋に落ちる姿を描く。エリザベス役は本作のプロデューサーでもあるナタリー・ポートマンが演じる予定だったが、キャンセルとなり、製作の米ライオンズ・ゲートがヒロイン候補を捜していた。
今回エリザベス役をオファーされたエマは、ジェシー・アイゼンバーグとウディ・ハレルソン演じるでこぼこコンビが、ゾンビであふれかえる現代で繰り広げるサバイバルを、独特のユーモアで描くコメディー『ゾンビランド』でもヒロインを務めており、出演が決定すれば、またもや大量のゾンビたちと共演を果たすことになる。監督は、こちらも二転三転した後にようやく決定した、映画『ラースと、その彼女』のクレイグ・ギレスピー監督が務める予定。
互いのプライドと偏見に邪魔されながらも、一人の男性とひかれあう中、ゾンビたちと戦うという、てんやわんやな状況に生きるヒロインを、エマがどのような演技で表現するのか気になるこの知らせ。アンドリュー・ガーフィールドが主演する新生『スパイダーマン』のヒロインにも抜てきされるなど、今後ハリウッドだけでなく、世界が大注目するスターになること間違いなしの彼女にとって、最後になるかもしれない? ソンビたちとの共演を期待したい。(編集部・入倉功一)