ジャスティン・ビーバー覆面警官にタックルされる!?
先月日本での初公演を無事成功させた、カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーが、ニューヨークでのプロモーション中に私服警官に突然タックルされるという珍事が起きた。
映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』写真ギャラリー
報じたTMZ.comによれば、ジャスティンに危機が訪れたのは、自身のプロデュースする香水「サムデイ」のプロモーションのため、大型百貨店「メイシーズ」を訪れたときのこと。ジャスティンが、店内イベントに参加できず店外に集合した大勢のファンのために姿を現したときに、事件は起こった。ファン思いのジャスティンが、集まったファンのサインなどに応じていたところ、あこがれのアイドルの登場に興奮するファンのあまりの熱狂ぶりに、ジャスティンが危険にさらされている! と考えた私服警官がバリケードを越え、彼を守るため(?)タックルを仕掛けてしまったのだ。
問題は、その警察官が非番で私服姿だったため、誰も彼が警官だと思わなかったこと。当然、彼こそ狂ったファンの一人だと思ったジャスティンのセキュリティーチームは、その警官を取り押さえようともみ合いに。その後、警察官はすぐに身分を明かしたが、信用せず、彼をジャスティンから遠ざけようとしたセキュリティーの一人を、公務執行妨害で拘束してしまったという。
目撃者によると、ジャスティンはこの騒ぎに非常に動揺した様子だったが、重症を負うこともなく、ファンたちへのサインを続けたということ。また、警察官とセキュリティーチームも和解し、拘束された人物も告訴されることはないようだ。まるでコメディー映画のような騒動に巻き込まれたジャスティンだが、これも彼の熱狂的な人気を証明する出来事といえるだろう。(編集部・入倉功一)