『ソウ』『パラノーマル』の監督がタッグを組んだ最凶ホラー謎の存在が映るポスター画像公開!もう家には帰れない!?
『ソウ』と『パラノーマル・アクティビティ』によって、ホラー映画界に新たな旋風を巻き起こしたジェームズ・ワン監督とオーレン・ペリ監督が最恐タッグを組んだホラー映画『インシディアス』の日本公開が決定し、一見何もないような場所に、「ある」存在がひそむ恐怖のポスター画像が解禁された。
映画『パラノーマル・アクティビティ』では、低予算を逆手に取り、定点カメラの映像だけで身も凍る恐怖を表現し、リメイクをしようとしたスティーヴン・スピルバーグが、この恐怖を超えるのは不可能として、断念したという逸話まで生んだペリ監督と、映画『ソウ』シリーズでホラー界に殺人鬼「ジグソウ」という新たなアイコンとジャンルを生み出したワン監督という、現代ホラー映画界を代表する2人による最新作『インシディアス』。製作費150万ドル(約1億2,000万円・1ドル80円計算)という、ハリウッドの基準よりはるかに低予算で製作された作品ながら、全米と全英で大ヒットを記録した本作がこの夏日本でも公開されることになった。
本作は3人の子どもを持つ夫婦と、彼らが引っ越してきた新たな住居にまつわる恐怖を描く。不審な物音やポルターガイスト現象に悩まされたあげく、小学生の息子が事故で昏睡状態にまでなってしまう。一家はすぐに新居から引っ越すものの、すでに見えない「何か」は彼らを狙っていて……という、まるで日本の傑作ホラー『呪怨』を思わせるような、不条理で理不尽な怪異が語られる。
公開決定に合わせて公開されたポスターには、包み込むような黒い霧に覆われる子どもと家が描かれ、これだけで不気味な雰囲気が伝わってくるが、さらに家の玄関に目を向けると、そこには心霊写真のように、謎の存在が写りこんでいる。そして、「この恐怖はあなたの家までついてくる…」のコピーが躍る。
ホラーを観た恐怖が後を引き、家に帰った後も、電気を消して眠れないといったことはよくあるが、もはや家にさえ帰りたくなくなるという、新たな(?)恐怖を味あわせてくれそうな本作。この夏の体感温度を一気に下げる究極の1本になってくれそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『インシディアス』は8月27日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国公開予定