ブリジット・バルドーらフランス名優たちのポートレート、シャネル銀座で展示
“BB”の愛称で親しまれたフランスの女優ブリジット・バルドーやマレーネ・ディートリッヒ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・レノら名優たちを収めた写真展「スタジオ アルクール パリとフレンチシネマ」がシャネル銀座で開催されている。
本展は、設立77年を誇る老舗「スタジオ アルクール パリ」がこれまで撮影してきた映画スターのポートレートなどを一挙に集めたもの。モノクロ映画全盛期の1934年にパリに誕生した同スタジオの軌跡と映画の移り変わりを楽しめる写真展となっている。
同スタジオの肖像写真は、人物の内面にフォーカスした撮影方法が高い評価を得ており、ブリジット・バルドーやマレーネ・ディートリッヒ、アラン・ドロンら往年のスターだけでなく、ジャンヌ・モローやカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・レノ、ソフィー・マルソー、マリオン・コティヤールら近年の名優も立体感を際立たせたポートレートに収められている。
シャネルの創始者、ココ・シャネルの精神を受け継いだシャネル銀座ビルディング4階にある「シャネル・ネクサス・ホール」では、年間を通して若手アーティストの支援やユニークな企画で展覧会を行っている。1930年代に設立された写真館として現在もパリで営業する唯一のスタジオ、アルクール。この貴重な機会を逃すのはもったいないかも!?(編集部・小松芙未)
「スタジオ アルクール パリとフレンチシネマ」はシャネル銀座ビルディング4階「シャネル・ネクサス・ホール」にて7月18日まで開催