『GANTZ』でボコボコに殴られた本郷奏多、撮影を振り返って「怖かった」を連発 最後は田中星人と仲直り!
映画『GANTZ』2部作で西丈一郎を演じた本郷奏多が15日、タワーレコード新宿店で開催された同作のDVDとブルーレイ発売記念イベント「GANTZ 西VS田中星人 トークバトル!?」に田中星人、夏菜とともに出席し、「一緒に映画を作った仲間です」とお互いをたたえ合った。劇中では田中星人にタコ殴りにされたてしまうシーンもある本郷だが、イベントでは田中星人と固く握手するなど、撮影で生まれた連帯感を感じさせた。
劇中で田中星人と死闘を繰り広げる本郷は、撮影について「怖かったです」を連発。とりわけ上に乗っかられて殴られるシーンでは、「本番に入って初めて口が光るのを知って、怖かったです。今でも背中向けるのが怖いです」と隣に立つ田中星人を警戒しながらコメント。同じく田中星人と戦った夏菜も「すごく固かったのを覚えていて、鉄の棒で殴るシーンも手加減しないといけないのに、本気で殴っちゃいました」と田中星人の異様な存在感を振り返っていた。
本郷は「たまに役に入り込んでしまうこともあって、本当に怖かったです」と撮影当時の心境と吐露(とろ)。実際に田中星人の拳が当たるなど過激だったといい、中でも死ぬ演技は初体験で「本当にテンションもどんよりとして死んだ気持ちになりました」と色々な意味で新境地となった本作を振り返った。しかし、イベントでは田中星人とがっちりと握手し、ファンのリクエストで劇中シーンを2人の息もぴったりに生で披露するなど、阿吽の呼吸を見せる場面も。最後には10代最後の出演作となった本作を、「間違いなく自信を持って良かったといえる作品であり、スタッフです」と総括した。
ファンからのリクエストで本郷や夏菜が生演技を披露すると、田中星人も負けじとマイケル・ジャクソンばりのダンスやムーンウォークを披露するなどイベントは終始大盛り上がり。最後はハイタッチ会も行われてファンは絶叫しっぱなしの1時間となった。なお、本イベントの様子は10月14日に発売するDVD&ブルーレイ「GANTZ PERFECT ANSWER」の特典映像に収録予定だという。
映画『GANTZ』は欧米でも高い人気を誇る奥浩哉の人気コミックを、2部作で実写映像化したSFアクション超大作の前編。二宮和也と松山ケンイチが初共演に臨み、死んだはずの人間が黒い謎の球体“GANTZ”に召喚され、異形の“星人”と強いられる戦いや苦悩を描く。(取材・文:中村好伸)
『GANTZ』DVDは3,570円(税込み)、ブルーレイは4,200円(税込)で発売中