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宮崎吾朗監督、次の目標は長澤まさみの子どもに作品を観せること!?映画『コクリコ坂から』対談!!

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宮崎吾朗監督&長澤まさみ
宮崎吾朗監督&長澤まさみ - 写真:高野広美

 スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』で、メガホンを取った宮崎吾朗監督と、主人公の女子高生・海(うみ)の声を担当した長澤まさみが対談した。「これまで長澤さんといえば“セカチュー”(映画『世界の中心で、愛をさけぶ』)のイメージしかなくて……」と正直に(!?)打ち明けた吾朗監督に対し、長澤は「監督はあまりテレビを観ないんですよ」と優しくフォローするなど、対談は終始和やかなムードで、2人は演出や声の演技について振り返った。

映画『コクリコ坂から』場面写真

 劇場公開の長編アニメで声を担当するのは初めてという長澤は、その難しさについて「普段の芝居は表情で伝えられますが、アニメの場合は声のトーンや温度だけでその人の感情を表現しなくちゃならない。より繊細で丁寧にと、女優として勉強になりました。時々、どこか声を“作ってしまう”ので、そのあたりを演出でうまく直してもらいましたね」と監督の演出を称賛。そのたびに照れくさそうな笑みを浮かべる吾朗監督の姿が印象的だった。

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 もともとジブリ作品の大ファンだったという長澤は「女優をやっていても、こんなチャンスはなかなか訪れない」と語った上で、横にいる吾朗監督に向かって、「監督がいないと、ジブリは続いていかないと思うんで」と激励。監督から「それは責任重大だな……」と弱気な発言が出ると、「だってわたしに子どもが生まれたら、ジブリの新作を観せたいって思うじゃないですか! だからそれを監督に作ってほしいんですよ!」と、さらにハッパを掛けた。最後は吾朗監督も「じゃあ僕も頑張るから、長澤さんも早く子どもを作ってください。そうしたら励みになるから」と前向きな発言に変化。長澤は「えー、そんな」と困りつつも、うれしそうに満面の笑みをたたえた。宮崎吾朗の監督作に、長澤まさみが再び声で参加し、それを長澤の子どもが観る……なんていう日が、近い将来訪れるかもしれないと思わせてくれる温かい対談となった。(取材・文:斉藤博昭)

映画『コクリコ坂から』は7月16日より全国公開

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