映画配給会社GAGA、2012年度新卒採用スタート!Facebookの実名登録制を利用して学生からの質問に回答
映画『127時間』『奇跡』など、洋画・邦画の配給を務めるギャガ株式会社が、2012年度の新卒者採用を7月14日より開始した。就職活動サイトだけでなく、Facebookのディスカッション機能を活用するなどして、学生からの職種や業務内容についての質問に回答するなど、新たな試みにも挑戦している。
7月14日より、GAGAは2012年度入社新卒者採用を開始。株式会社リクルートが運営するリクナビでエントリー受付をしているだけでなく、世界中で6億人のユーザーがいるというソーシャル・ネットワークサービスFacebookを活用した新たな試みも導入している。ディスカッション機能を使うことにより、学生の質問、さらにはそれに対する現場スタッフの回答を従来よりも多くの人たちと共有することを目指している。さらにFacebookは、その特徴の一つとして実名登録制が挙げられているが、今回の試みでは学生側に面接の前段階で積極的な発言のチャンスがもたらされるというメリットもある。
一口に映画配給会社とはいうものの、よほどの映画に興味のある人でも、その業務内容のすべてを知っている人はいないはず。現場の裏話などは外部から見えないだけに、今回のような試みは学生側にとって、貴重なチャンスといえそうだ。また企業側にとっても、実名登録制を採用しているFacebookを活用することによって、学生のことをよりよく知ることができる。ツイッターやmixi、Facebookとソーシャル・ネットワークサービスがこれほどまでに浸透している現在。今後はこのような試みが増えていくに違いない。(編集部・福田麗)