妻・辺見えみりとの話題を振られた俳優・松田賢二が突然、謎の土下座!
16日、映画『雀飛翔伝 哭きの竜 外伝』の初日舞台あいさつが、池袋シネマ・ロサにて行われ、今年3月にタレントの辺見えみりと結婚した主演の松田賢二、西村真、中村愛美、そして井出良英監督が登壇。辺見えみりを巡る松田と監督の意外な関係が明かされ、途中いきなり土下座するシーンも見られた。
本作は、伝説の麻雀漫画の映画化で主人公は背中で語る“哭きの竜”。ほとんどセリフがない役柄を演じた松田は「人間味がなく無機質な役なので、フラストレーションが溜まりました。そんな竜なので、スクリーンにどう映っているかが不安ですが、けっして大根役者だと思わないでくださいね」と会場のファンに懇願。すると井出監督は「竜は人間というより地球外生物という認識で撮ったから」とフォローなのかどうなのかわからない発言で場内を沸かせた。また、井出監督は「普通の麻雀映画と違い、あくまで人物を中心に描きました。なので麻雀ファンには物足りないかもしれませんが、登場人物の生き様を観ていただければ」と作品をアピールした。
そんな本作の主演の松田は、2003年に製作された映画『零 ゼロ』で、今年3月に結婚を発表した辺見えみりと初共演している。そのときメガホンをとったのが、本作でも監督を務めた井出だという。そんなめぐり合わせのエピソードを司会者から振られると、松田は苦笑いを浮かべ「来ましたね」といきなり土下座。真意は語られなかったが、その行動に場内は大きな笑いに包まれた。
最後に松田は「僕の中で麻雀のヒーローは(哲也-雀聖と呼ばれた男の)坊や哲と哭きの竜だったので、その両方を演じられて光栄です」と感無量の表情を浮かべていた。
本作は、シリーズ累計で500万部を突破した能條純一の伝説の麻雀マンガ「麻雀飛翔伝 哭きの竜」を実写映画化。“哭きの竜”と呼ばれた伝説の雀士の生き様を2部構成で描く。「運は、委ねるものではない。まして与えるものではない」など主人公がつぶやく数々の名台詞が作品に重厚さを与えている。(磯部正和)
映画『麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝1』『麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝2』は池袋シネマ・ロサにて1週間限定レイトショー公開中