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レイフ・ファインズ、『ハリポタ』で演じたヴォルデモート卿は「孤独な男」

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レイフ・ファインズ
レイフ・ファインズ - Ferdaus Shamim / WireImage / Getty Images

 シリーズ最終章、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』がいよいよ公開されるなか、主人公ハリーの宿敵である悪役、ヴォルデモート卿を演じているレイフ・ファインズが、闇の魔法使いの素顔について「孤独で傷ついた男」と語っている。

レイフ・ファインズ出演映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー

 ヴォルデモート卿は、青白い肌と鼻のない不気味な顔、その強大な力から「名前を言ってはいけないあの人」と恐れられる闇の帝王だが、レイフはニューズウィーク誌の中で、ヴォルデモート卿について「孤独で傷ついた心の持ち主」とコメント。「ヴォルデモートは孤児として育ち、両親の愛を全く知らずに育ったため、幼いころからずっと孤独だった。でも僕は常に、人には何か良い点があるはずだと思っている。おそらく彼はひどく傷ついたことで、心が蝕まれ抑圧され、彼の中の何かがゆがめられてしまったんだ」とヴォルデモートの中に人間味を見出している。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、マイク・ニューウェル監督から、内側の悪意や怒りを、その爆発と切り替えられるようにと言われたというレイフはかなり掘り起こして役作りをしたようだ。

 レイフといえば、1993年の映画『シンドラーのリスト』や1996年の『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞にノミネートされた実力派。真に迫った迫力あるヴォルデモート卿の演技は大人が見てもおどろおどろしい出来栄え。撮影中には、セットを訪れていたスタッフの子どもが泣き出してしまったこともあるそうだが、これについてレイフは「すごく良い気分だったよ。僕が小さかったころは、『チキ・チキ・バン・バン』という映画のなかに、子どもをさらうチャイルド・キャッチャーと呼ばれるキャラクターがいて、すごく怖かったのを覚えている。子どもたちにはヴォルデモート卿をうんと怖がってほしいね」と語っている。(竹内エミコ)

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