ニコラス・ケイジ、実は超が付くほど真面目!? 主演作『デビルクエスト』を語るインタビュー映像が解禁!
ニコラス・ケイジが、7月30日より日本公開される主演映画『デビルクエスト』について語っているインタビュー動画が解禁された。ドメスティック・バイオレンス容疑や息子の奇行が騒がれることの多いニコラスであるが、役者としての実力は誰しも認めるところ。本作でも役づくりのため数か月に及ぶトレーニングを積んだというニコラスの真面目さがうかがえるインタビューとなっている。
伝染病のまん延する14世紀のヨーロッパを舞台にした本作は、魔女狩りをストーリーに盛り込んだアクション・アドベンチャーで、ニコラスが演じるのは教会からの脱退を表明した騎士ベイメン。「革新的な考えを持つ人物だ」と自らの役柄を分析したニコラスは、ある若い女性を殺してしまったことで自らの信仰に疑いを抱くキャラクターへの共感を示すと、そんな彼の持つ使命感が本作で描かれる冒険のきっかけになっていることを指摘。役づくりをする上で役柄のことを考え抜いているからこそできる示唆に富んだ言及をしている。
また、本作はニコラスにとって、ヒット映画『60セカンズ』のドミニク・セナ監督との十数年ぶりのタッグを組む作品。セナ監督については「一晩中撮影のことを考えているに違いない」と言い切るほど信頼を寄せているニコラスは「人々をハッピーにするユーモアのセンスを持っている」と人間的な側面も絶賛。セナ監督の映画では俳優たちが気持ちよく演じることができると明かすと、「役者をやる気にさせる監督だね」と十数年ぶりのコンビ復活にもまったく不安を感じていない様子だった。
ほかにも、本作で魔女と疑われる女性を演じる今注目の若手女優クレア・フォイについても「キャラクターの本質を一瞬にしてつかめる女優だ」と言及するなど、本作の仕上がりには自信を持っている様子。ゴシップ誌好みの話題をたびたび提供するニコラスではあるものの、今回のインタビュー映像からは、そういった人物像とはまったく異なる、真面目な映画人としてのニコラスがよく見える。もともと映画『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優を受賞し、その後も多くの話題作・大作に出演してきた一流俳優であるニコラス。その演技力を遺憾なく発揮した本作も実に見ごたえのある作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)
映画『デビルクエスト』は7月30日より全国公開