妻夫木聡、原田芳雄さんの永眠にコメントを発表「自分もいつかこういう俳優になりたい」
俳優の妻夫木聡が19日、同日に上行結腸ガンから併発した肺炎のため71歳で亡くなった原田芳雄さんについて、哀悼の意を表したコメントを発表した。
原田芳雄さんの遺作となった映画『大鹿村騒動記』写真ギャラリー
妻夫木と原田さんは、映画『どろろ』やテレビドラマ「ブラックジャックによろしく」で共演。「時には厳しく、時には優しく、役者としても人間としても、とても温かい心で僕たちを包んでくれた」と妻夫木は原田さんの人柄を振り返り、「いくつになっても妥協を許すことなく役に真摯(しんし)に向き合うあの姿に、自分もいつか、こういう俳優になりたいと感じた日のことが忘れられません」と羨望(せんぼう)の思いを吐露した。(編集部・小松芙未)
妻夫木聡のコメント全文は以下のとおり。
時には厳しく、時には優しく、役者としても人間としても、とても温かい心で僕たちを包んでくれた原田さん。
いくつになっても妥協を許すことなく役に真摯に向き合うあの姿に、自分もいつか、こういう俳優になりたいと感じた日のことが忘れられません。
できることならば、もう一度一緒にお芝居がしたかったです。
そして、一杯飲みたかった。