グウィネス・パルトロー、子どもたちはユダヤ教の環境で育てたい?
グウィネス・パルトローが、7歳の娘アップルちゃんと5歳の息子モーゼス君を、ユダヤ教の教えのもとで育てたいと語った。
デイリー・メール紙(電子版)によると、グウィネスは今年初めに自分の祖先をたどるイギリスの番組「Who Do You Think You Are?」に出演し、自分の家族が東ヨーロッパのユダヤ教指導者の血を引いていることを知り感銘を受けたそう。それがきっかけで、ユダヤ教の教えについて考えるようになったようだ。グウィネスは、亡くなったプロデューサーの父親ブルースがユダヤ教徒でもあり、最近、ロンドンで行われたユダヤ教徒のチャリティー団体主催のイベントに出席した際、出席者たちに、自分の子どもたちをユダヤ教の教えのもとで育てたいと語ったという。
グウィネスといえば、古代ユダヤ教の思想から生まれたカバラ教に傾倒していた一方で、「宗教は信じない。信じるのは精神性だけ。宗教は世界のトラブルの原因となっている」と自身の無宗教を語っていた。血統に関する専門家は、グウィネスの家系の宗教は女系を伝わっており、女優の母親ブライス・ダナーはキリスト教徒のため、厳密にはグウィネスはユダヤ教徒とはみなされないという。「彼女はおそらく、子どものころからユダヤ教の『安息日』やユダヤ教の食べ物、祝日などを見てきたことで、伝統的なものに従いたいと思っただけなのでしょう」と語っており、今回のグウィネスの発言はそれほど重い意味はないよう。グウィネスの夫、クリス・マーティンはキリスト教徒だが、大切な子どもの教育問題だけに、グウィネスの思いをどう受け止めていくのだろうか。(竹内エミコ)