急逝したエイミー・ワインハウスさん、広報がコメント 警察が通報時の状況も公表
23日、27歳という若さで急死したイギリスの人気歌手エイミー・ワインハウスさんの広報クリス・グッドマンが声明を出し「誰もがエイミーの早すぎる死にショックを受け打ちのめされています。彼女の家族と彼女の友人、すべての人にお悔やみ申し上げます。また、彼女の家族は気持ちの整理がつき次第声明を公表します」と述べた。
また、警察はエイミーさん死亡時の状況に関して「救急隊から7月23日16:05ごろキャムデン・スクエアに女性の死体があるという報告を受け現場に向かった。現場で27歳の女性の遺体を確認。死因については現在不明のまま」としている。その後、近所の人が集まり、どこからともなく報道陣が現れたため警察はエイミーさんの自宅近くにテープを張り立ち入り禁止にしたという。
エイミーさんの死因については明らかにされていないが、エイミーさんは5月に薬物とアルコール依存症の治療のため自らリハビリ施設に入所している。その際、酒屋に寄ってウォッカの小瓶を購入してから施設に出向いたところも目撃されており、治療も十分でないままわずか1週間で同所を退院していた。また豊胸手術の合併症で緊急入院したこともある。
その後、6月にはコンサートツアーに復帰したがセルビアのベオグラードからスタートした12日間ヨーロッパ・コンサートツアーは初日に歌詞を忘れ、マイクを落とし、バンドが演奏している間、舞台袖に消えたりと散々なパフォーマンスだったようで2万人のファンで埋まった客席からはブーイングが起こっていた。このためいったん活動を休止し治療に専念すると声明を出した直後の訃報になってしまった。(ロンドン:Bang Media International)