『ハリポタ』ついに首位陥落!アメリカ人はやっぱり『キャプテン・アメリカ』が好き!
7月22日より全米公開されている映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』が、オープニング3日間で6,500万ドル(約52億円)を超える好発進を記録し、世界中で大ヒット中の映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を抑え、全米初登場1位スタートを切った。この数字は、今年公開されたアメコミ映画でもトップを争うものとなっており、本作への期待の高さがうかがえる。
映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』場面写真
本作は、『スパイダーマン』『X-MEN』『アイアンマン』といった大ヒットシリーズをリリースしてきたマーベル・コミックの、伝説的な世界最初のヒーロー「キャプテン・アメリカ」を完全映画化したアクション大作。第2次大戦下のアメリカで戦争を終わらせるために軍に志願した一人の勇気ある青年が、秘密実験で手に入れた驚異の身体能力で巨悪に立ち向かい、やがて“キャプテン・アメリカ”となるまでを描いている。
7月22日より全米3,715館で公開された本作は、オープニング3日間で興行収入6,500万ドル(約52億円)超を記録。世界中の興収記録を塗り替えている映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を抑え、週末興行成績1位を達成した。今年公開されたアメコミ映画には、『マイティ・ソー』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『グリーン・ランタン』があるが、本作の数字はその中でもトップに食い込むレベルとなっている。
キャプテン・アメリカを演じる『ファンタスティック・フォー』シリーズのクリス・エヴァンスをはじめとして、フィリップス大佐役にトミー・リー・ジョーンズ、ヒロイン役には新鋭ヘイリー・アトウェルといった豪華出演陣も見どころの一つ。宿敵レッド・スカルには映画『マトリックス』シリーズのエージェント・スミスで知られるヒューゴ・ウィーヴィング、名バイプレイヤーのスタンリー・トゥッチが脇を固めており、一分のすきもないとはこのこと。もちろん、これまでのマーベル映画を観ている人にはおなじみのサミュエル・L・ジャクソンも出演しているなど、アメコミ映画ファンならば見逃すことのできない作品となっている。
監督を務めるのは映画『ジュラシック・パーク III』『ウルフマン』のジョー・ジョンストン。『スター・ウォーズ』シリーズで視覚効果を担当していたという経歴を存分に生かした映像はそれだけで一見の価値ありだ。(編集部・福田麗)
映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』は10月14日より丸の内ルーブルほか全国公開