ミュージカル聖闘士星矢の全ぼうが明らかに! 聖衣(クロス)もペガサス流星拳も舞台で再現!
1980年代に爆発的な人気を呼んだ車田正美のマンガが原作のスーパーミュージカル「聖闘士星矢」の公開舞台げいこが全労済ホール/スペース・ゼロで行われ、主人公・ペガサス星矢を演じる主演の鎌苅健太をはじめ若手キャストたちが熱演を披露した。同作の世界観や、聖衣(クロス)と呼ばれる衣装がどのように再現されるのか? 注目されていた全ぼうが明らかになった。
公開されたけいこでは、舞台には聖矢をはじめとした聖闘士たちや女神アテナの化身である城戸沙織、その執事の辰巳など、原作の特徴を見事につかんだキャラクターたちが次々と登場。時事ネタを取り入れたコミカルな掛け合いがあったかと思えば、物語の世界観を再現する迫力あるアクションシーンやダンス、歌など、息つくひまもない見どころシーンが繰り広げられる。そして注目の、星矢たち青銅聖闘士(ブロンズセイント)が聖衣をまとって登場するシーンでは、演出の茅野イサムが「コスプレにはしたくない。生身の人間が着て格好いいものにしたい」と製作発表会見でコメントした通り、原作を忠実に再現した聖闘士(セイント)が登場。「ペガサス流星拳」をはじめとした必殺技も再現され、原作ファンの期待を裏切らないであろう、完成度の高い舞台になっていることがうかがえた。
主演の鎌苅は公開初日を控え「けいこ初日からみんな一切手を抜くことなく、同じベクトルでここまで走ってきました。その集大成を見てもらえたらと思います」と観客へメッセージを寄せ、「スーパーミュージカル『聖闘士星矢』が、原作のファンの方にも、初めて見る方にも愛されるような作品になるよう、明日からの公演がんばっていきます!」と気合のコメントを出している。
スーパーミュージカル「聖闘士星矢」は、女神アテナによって黄金のリンゴに封印されていた邪心エリスが、少女・絵梨衣を身代わりにすることで現代によみがえり、聖矢たちと戦いを繰り広げる物語。1987年に公開された劇場版作品『聖闘士星矢 邪神エリス』が基になっている。また本作はニコニコ動画(原宿)」内の「ニコニコ生放送」を通じて、舞台生中継も行われる。(肥沼和之)
スーパーミュージカル「聖闘士星矢」は7月28日~7月31日まで全労済ホール/スペース・ゼロにて上演