世界の傑作CMを皆で一挙に鑑賞！「世界のCMフェスティバル」博多で開催！

　例年世界中から集めた傑作CMをオールナイトで上映している、フランス生まれのイベント「世界のCMフェスティバル in FUKUOKA」が7月30日に九州の福岡県で開催される。

　「世界のCMフェスティバル」は、30年以上をかけ、70万本ものCMフイルムを集めるフランスのジャン-マリー・ブルシコフィルムライブラリーによるCMベストセレクションを上映するイベント「La Nuit des Publivores(CM食らい放題の夜)」の日本版といえる催し。もともとは九州大学で教壇に立っていたジャンクリスチャン・ブーヴィエ氏が仕掛け人となり、1999年に福岡で初開催され、2001年には東京にも進出。9年目を迎える今年は、全国21都市で開催される予定だ。

　会場は福岡県・博多駅の駅ビル「JR博多シティ」内・JR九州ホール。例年オールナイトで世界のCMを上映しているが、今年はデイタイムバージョンとオールナイトバージョンの2回公演が行われ、小さい子ども連れの家族が皆で楽しむことができる。会場では音の鳴るイベントグッズが用意され、ゲストによるライブパフォーマンスやプレゼントが当たる抽選会が開催されるなど、会場一体となって盛り上がりながら楽しむ、まさに「お祭り」状態。40か国から集まったという映像ラインナップは、日本はもちろん、欧米の飲酒運転反対する公共広告から、『スターウォーズ』とアディダスのコラボCM、タイやインドの爆笑CMなどさまざま。東京や大阪、札幌など日本全国の各都市をまわるフェスティバルになるので、九州までは行けなくとも、地元に訪れるのを楽しみに待ってもらいたい。（編集部・入倉功一）

　「世界のCMフェスティバル in FUKUOKA」は7月30日にJR九州ホールで開催。14:00～19:30までのデイタイムバージョンは、指定席4,000円、自由席3,500円。22:30～05:30までのオールナイトバージョンは指定席5,000円、自由席4,500円（各税込み）。各公演共に当日は500円アップ。