ロンブー田村淳、フジテレビ韓流問題に言及「韓流ばっかりじゃなくアメリカとも仕事ができるんだということを示したい」

　30日、お台場フジテレビ内にて、本日深夜26時05分から生放送されるクイズバラエティ番組「YOU vs．7」の囲み会見が行われ、司会を務める田村淳（ロンドンブーツ1号2号）、アメリカ版「YOU VS AMERICA」の司会者テッド・アレン、番組プロデューサーの神原孝らが出席。同番組の持つ意義や、現在、物議をかもしているフジテレビの韓流問題などに言及した。

　2008年、吉本興業は、世界に通用するコンテンツ制作、セールスを目指すという趣旨のもと、米国最大手タレント・スポーツ選手のエージェント会社CAAと業務提携を結んだ。その戦略の一環として今回、フジテレビ・吉本興業・米国テレビ制作会社ノーショナルと共同で制作されたクイズ番組が「YOU vs．7」だ。同番組の日本での放送をきっかけに、アメリカを中心として世界中に、この番組企画をセールスしていくという戦略がある。番組MCを務める淳は「この場に立って（世界に向けて発信するための礎となる番組という）事の重大さに気づいた。ぜひとも成功させて、自分の海外進出の足ががかりにすると共に、フジテレビは韓流ばっかりじゃなく、アメリカとも仕事ができるんだということを示したい」と今、ネットを中心に物議をかもしている問題を交えてトーク。

　また、それを受けた番組プロデューサーの神原は「（フジテレビが韓流に偏った番組を放送しているという意見に対して）そういうイメージがついてしまうことは良くないと思います。僕らバラエティチームは、おもしろい番組を作りたいという思いが強いので、どこの国ということではなく、いいものを作っていきたいです。今回は新しいビジネスモデルなので、すごく刺激になっていますし、クリエイティブなどもしっかりとやっていきたい」と語った。

　本日放送される番組の解答者は、麻木久仁子、眞鍋かをり、光浦靖子、後藤輝基（フットボールアワー）、村上健志（フルーツポンチ）、ラサール石井の6人プラス、生放送前の1週間、毎日行われていた予選クイズを勝ち上がった若手タレント1名の計7名。淳は「生放送なので、緊張感が伝わると思います。問題も、今週1週間に起きた出来事から出題されるので、クイズをしながら、今を知れるというところが魅力だと思います」と意気込みを述べた。（磯部正和）

クイズバラエティ番組「YOU vs．7」は7月30日深夜26時05分よりフジテレビにて放送