キングス・オブ・レオン、アメリカ・ツアーの残り全日程をキャンセル
人気ロックバンド、キングス・オブ・レオンのコンサートで、フロントマンのカレブ・フォロウィルがライブ中に突然ステージを降りてしまう事件が起きた。
コンサートはテキサス州ダラスで行われていたが、カレブは暑さとノドの不調を理由にステージを降り、コンサートはキャンセルされてしまったという。体調を戻すために、翌日ヒューストンで予定されていたコンサートもキャンセル。それぞれ9月の21日と22日に振り替えられたが、その後、これらも含め、残りのアメリカ・ツアーの全日程をキャンセルすると公式ホームページで発表したのだ。
キャンセルの理由としてカレブの声帯の異常と疲労が挙げられている。「バンドメンバーもショックを受けていますが、ファンにとって価値のある演奏を見せるためには休みが必要です。残念ながら、ワールド・ツアーがあるため、アメリカ・ツアーの日程を振り替えることはできません」とホームページには書き込まれている。
キングス・オブ・レオンは、東日本大震災の被災者支援のための洋楽コンピレーション・アルバム 「SONGS FOR JAPAN」にも参加しているアーティスト。カレブは昨年9月に恋人のリリィ・アルドリッジと婚約を発表している。(澤田理沙)